CAFE改装記録 2023年8月~

DAY 8 『長尺ベンチ席製作③』

パテ埋めと塗装

石膏ボードを固定したビスの穴を速乾パテで埋めていきます。

パテは粉の状態なので、水を使って使いやすい硬さのペースト状にして使用します。

一度目に盛ったパテは乾燥すると痩せて凹むので、同じ作業を2回繰り返します。

できるだけ薄く、かつフラットに。

パテを盛り過ぎると、平坦に均す為のヤスリ掛けで地獄を見ます…。

オレンチカフェの壁は壁紙を使用せずに、防水塗料で塗装仕上げをしています。

なので壁紙下地より更に綺麗な下地を作らないといけません。

 

乾燥後、ひたすらヤスリ掛けをしてフラットに。

汚れてはいけない箇所にマスキング。

その後ようやく塗装作業を開始です。

まずはパテをした箇所の固定と石膏ボードの紙の部分に本塗装が染み込まない様に、シーラー(下塗り塗料)を塗って下地の調整を行います。

これまで透明のシーラーを使用していましたが、効率を考えて今回は白色の製品を使いました。

 

記事にするとサラッと終了ですが…

本塗装は三度塗り。

塗装→乾燥→塗装を合計三度繰り返します。

もともと白色の塗装は難しい上に、自分が使っている防水塗料がクセ強で…

最初の頃は上手に塗れずにとても苦戦した苦い思い出が多々あります。

流石に今ではムラなく均一に、綺麗な模様を残して塗装できています。

照明の具合で綺麗に撮影できていませんが、ムラ無く真っ白な背もたれが完成しました。

 

笠木は綺麗に収まる幅とバランスを見て木材をカット。

丁寧にヤスリ掛けをした後、少し優しめの茶色(アースブラウン)で塗装して仕上げました。

 

座面の製作

座面はこれまで使っていた2箇所のベンチ席のものを繋ぎ合わせて再利用する予定でしたが、凄く悩んだ結果、1枚の板で綺麗に作り直す事にしました。

早速ホームセンターへ買い出し。

長い、重い、値段が高い。

長さ4メートルの集成材をトラックに積み込んで持ち帰って来ました。

 

すんなり店の中に入らんし(苦笑

壁に傷は駄目、板に傷も駄目。

ぶつけない様に、腰と腕が千切れそうになりながら大汗をかいてなんとか店内に突っ込みました。

 

座った時に膝裏に当たる角の部分を延々とヤスリ掛け。

4メートル…。

機械やカンナを使って面取りをすれば楽なんですが、諸事情あって深夜の作業。

ここでも腕が千切れそうになりながら作業を進めました。

 

保護塗料はペンキでは無く、木目を活かす為に水性のステインを使用しました。

過去には油性のものばかり使用していましたが、室内作業の場合のシンナー臭がヤバイのと、使った器具類の後始末(水洗いができない)等の理由で、現在はほぼ全ての塗料系は水性を使用しています。

乾いてしまえば十分な耐久性があるので全く問題なし。

最後につや消しのウレタン塗料を塗って仕上げました。

 

やっぱり1枚板で作り直して良かったです。

座面を据え付けてベンチ席が完成しました。

 

コートハンガー問題

これまでは壁側に座面があり、その頭上にコートなどを吊るせる様にハンガースペースを作ってご利用頂いていたのてずが、さて今回はどうしたものか…

ブラインドのある箇所には支柱を取付する事ができないので…

条件としては構造的にも強度的にも問題が多過ぎます。

アイデアが浮かばずメチャメチャ悩みましたが…

首長竜の頭みたいなパーツを3つ作成。

 

ガッチリ固定して問題解決。

これでこれからの季節、お客様にご不便をお掛けするポイントが1つ減って気持ちスッキリです。

 

色々と難所はありましたが、長尺ベンチ席は図面どおり無事に完成しました。

 

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