DAY 16 『照明と電気工事』
改装の度に生じる避けては通れない施工、電気工事。
壁の形状や座席配置の変更に合わせて照明器具も新たに選ぶ必要があります。
電気工事は国家資格が必要
家電製品のコードやプラグ等の簡単な工作・修理には資格は要らないのですが、屋内外の電気配線の工事やコンセント増設など、特定の施工作業には第二種電気工事士の免許が必要になります。
持っていなくても作業自体は可能ですが、それは車の運転も同じ事…。
実はコロナ禍でお店が開店休業状態だったので、第二種電気工事士の試験にチャレンジしました。
結果は…何の自慢にもならないのですが、筆記・実技共に100点でした。
筆記試験の合格ラインは60点。
昔はいつも欠点ばかりの低学力の学生でしたが、やれば出来る子だったみたいです(^_^;)
プロと素人の差
電気工事・リフォーム関連の技術にしても、資格を持っているから皆凄いという訳ではありません。
その道を生業としている人は、納期に対しての段取り、現場条件に対する経験の引き出しが素人とは雲泥のさです。あとはセンス、性格などなど、技量も知識も皆それぞれ。
自分は素人DIYの立ち位置ですが、やるからには綺麗にキチンと取り組もうと思います。
さて、
当店で使用している照明は基本的にはダクトレール(ショップライン)を取り付けて運用しています。
お店を立ち上げた際の最初の内装工事の様子。
圧迫感を理由にひたすら天井材を撤去。
剥き出しの鉄骨に必死で塗装して天井を仕上げました。

散らかり倒した元々あった電気配線…。
※2010年の写真

天井塗装。
※2010年の写真

普通の住宅なら天井裏に電気配線を取り回せるので『見た目』は特に気にする必要も無いのですが…
天井裏の存在を自ら消す選択をしたので、まずは電気配線をスッキリと隠せるケースの設置が必要になりました。
そもそも当時はこの時点で座席の配置や間仕切りの構成は一切決まっておらず…
今考えるとよく無事にお店が完成したものだとつくづく思います。
結果的に工場みたいな天井になったのですが、それも含めてイメージ通りの雰囲気にまとまって現在に至っています。
※2010年の写真

ただ…このダクトレール電源。
オシャレ感は出るのですが、ペンダントライト(吊り下げ照明)との相性はあまり良くありません。
その名の通り『ショップライン』とも呼ばれるものですから、陳列商品に対しての照明であるスポットライト等で真価(融通性)を発揮します。
懐かしいオープン当初の店内の写真。
テーブルの中心に対してペンダントライトがズレてしまう為、前後への移動の余地が一切無いのがお分かりでしょうか…。
当店の天井は鉄骨剥き出しの特殊事情なので…
配置換えの度に電気配線を大幅にやり変えるという非常に面倒臭い手間が発生しています。

話を現在に戻しまして…
改装前のテーブル配置に合わせて設置していたダクトレールとペンダントライト。
今回の座席は壁に沿った長尺のベンチ席なので全てやり変えていきます。

照明器具とダクトレールに対する耐荷重をしっかり考慮して支柱を設置しました。

テーブルの中心線に合わせて固定したダクトレール。
そこへ既存のペンダントライトを等間隔に設置しました。

イイ感じです。

新しく作ったお一人様席。
この座席の照明器具は新しいアイテムを採用しました。

60WのLED電球をつけてみましたが、手元が明る過ぎて落ち着かなかったので40Wに変更。
照明は明るけりゃ良いというものでもありませんね…。

写真奥側のアクセサリー・雑貨コーナー。
厨房の照明。
カウンター席の照明。
お菓子教室スペースの照明。
電気回路を全て組み替えて無事に施工が完了しました。

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