店舗契約から開業までの記録 ①

第41日目 2010年11月26日

効率が悪い…

ウエストがあと一回り大きければ進入できないスペースで作業中です。

 

カットした木材が1mm大きくて体をゴンゴンぶつけながら脱出…
メジャーを下に忘れて脱出…
釘が無くなって脱出(笑)

激狭ゾーンと脚立を行ったり来たりを繰り返しながら地道に作業を進めています。

 

なんだかんだで防音・ニオイ対策の壁を作成するのに1週間目突入。
メイン軸の作業に全く取り掛かれずにかなり焦っています。

とこんなグタクダな状態ですが、何とか天井裏の作業は8割完了しました。

 

ひとまず狭所の作業は終わったので、明日からトイレの内装も同時進行で進めていきます。

 

 

第42日目 2010年11月28日

徹夜 ✕ 2

どうにもこうにも前に進まないので昨日、今日と深夜まで作業をしています。
ただ、12時を回ると大きな音のする作業は当然できませんし、何よりめちゃめちゃ寒い。

そんな中、ようやく防音・ニオイ対策はほぼ完了しました。

 

最後の一辺。まずは骨組みを作成。

 

次に裏面からグラスウールを隙間無く詰め込みました。

 

その上から防音材をカットしてはめ込み…
更に細かな隙間をシリコンでコーキングしました。

 

筒抜けだったお隣の店舗の会話が完全な無音に。
もはや蟻一匹通過できる隙間はありません。

事務所部屋の下地壁もどんどん貼り進めています。

 

夕方から深夜まではトイレの内装関連に苦戦。

 

基本構造がコンクリートブロックになっているのですが、ココがまた歪みまくっているのです(ノ△・。)

 

ココもか…

 

思わず脱力して床に崩れ落ちました~(笑)

もう明らかに壁が「ヘコミ」と「膨れ」の連続で…
逆にタイル張りの壁なのに何故こんな事になっているのかが不思議な程です。

 

そしてその影響をモロに受けるのが「トイレドア」となります。
ドアは縦方向・横方向共に完璧に垂直が出ていないと、キチンと開きません。

なのに床は傾斜・壁は歪んでいるので、垂直の基準が無いっΣ(゚Å゚)
素人なりにその大問題をどうやって解決するのかをひたすら検討…

「下げ振り」を使って地面(地球)との垂直を計測。

 

ドア枠を固定する基礎枠を作成して仮止めしてみました。

 

何とか道筋は見えてきましたが、夜が明けてきたので一旦終了。

 

眠い、寒い。

 
仮眠してからまた続きをしようと思います。

 

 

第43日目 2010年11月29日

やっと部屋らしく…

事務所部屋の壁三面に板を張り終えました。

ストックスペースとして恐らく棚的なものが沢山設置される予定なので、直接胴縁に石膏ボードを張らずに9mm厚のベニア板を仕込みました。

 

トイレドアの基礎枠も完全に固定できました。

これは「ドアの枠」ではなくそれを固定する為の外枠となります。
ドアの施工寸法書と睨めっこして緻密な作業を進めています。

 

次にトイレ内部の壁が本当に致命的に歪んでいて…
特に入り口横のタイルがどうしようも無かったので砕きました。

 

ココにまた改めて真っ直ぐな壁を作成していきます。

 

 

第44日目 2010年12月1日

石膏ボード登場

事務所部屋の壁にいよいよ石膏ボードをむ張り始めました。
相変わらず床と壁の歪みが作業の効率を大きく下げていますが…

 

トイレも早く進めないと不便で仕方ありません。

折角なので取り付け金具が見えない据付タイプの棚を設置。

 

配管を避ける様に石膏ボードにも穴を開けます。

 

床面と側面からの寸法を測って正確に穴あけ。

 

が、どれだけ精密にボードをカットしても上手くはまらない(´_`。)?

原因をイチから探ってみると、また笑えない歪みが…

 

更に奥の壁に対して両サイドの壁が直角ではなく100度位になっています。

この壁に沿って胴縁を張っている訳で…

 
しかもその壁が凸レンズの様に反っているのです。

下地やり直し確定~(+_+。)

 

 

第45日目 2010年12月2日

トイレの石膏ボード張り

湾曲・歪みだらけ…

いやむしろ歪みだけで構成されていたトイレも、ようやく目処が付いてきました。

 

写真は石膏ボードの下に厚みのある木材を仕込んでいるところです。
これで手洗い器・飾り棚・鏡などをしっかり固定できます。

 

石膏ボードのカットはさほど難しくは無いのですが…
ここでも作業の邪魔をするのはヤッパリ「歪み」です。

 

右端が高さ1000mm・左端が1005mm とか…
上底1600mm・下底1603mm とか(苦笑)

 

もちろんカチカチの素材なので1mm違いのものを無理矢理はめ込むと割れてしまいます。

そんな条件と格闘を続けてやっと前面のボードを張り終えました。

 

危うくこの状態で満足してしまいそうになりました(苦笑
今度はボードの隙間とタッカピンをパテで平らに均していく作業が待っています。

 

使った事の無い材料と施工でまた探り探りの仕事となりますが頑張ります。

 

 

第46日目 2010年12月3日

今年の冬は…

さて今日は今まで最大のミスが発覚して暫くの放心状態からのスタートです。

 

着々と作業を進めているトイレ。
今日は発注していたトイレドアの納品連絡を受けて引き取りに行ってきました。

 

店舗に搬入を終えてからいざドア枠のサイズ確認。

ま・さ・か の「1860mm」

 

今まで気を付けて気を付けて作成してきた基礎の外枠は「1830mm」

「3cm」足らーん。

 

トイレの内に張った板・石膏ボード。
外枠の上部…

全て砕いてやり直しです。

 

ビビって念には念を入れて強固に組み立てていったので、一部だけ壊すのが大変でした~。

 

何とか高さを3cm伸ばす事ができましたが、そんなこんなのやり直しに終日時間をとられて、本日も深夜作業に突入です。

「今年の冬は」絞り袋に生クリームではなくて「石膏パテ」(笑)
繁忙期の12月の深夜に石膏パテを絞っているパティシエはたぶん自分だけかと思います。

 

壁紙を貼るにしても、珪藻土を塗るにしても、内張りに使用した石膏ボードの継ぎ目部分を平らにしなければいけません。

 

大きな音は出ないので、静かな丑三つ時に黙々とパテ埋め処理。
タッカ止めした部分も凹みを埋めて大方フラットな壁になりました。

 

トイレ完成までもう一息。
いや、二息!?

押しまくりの作業に苦笑いですが、着実に前進で頑張ります。

 

 

第47日目 2010年12月5日

トイレの内装 

トイレの床材は「タイル」に決定。
配水管と部屋の大きさに合わせてタイルをカットして仮置きしてみました。

 

次に入り口付近の造作をするにはドア枠を取り付けなければいけません。
案の定、超難しい…。

 

毎度の事ですが施工が難しいというよりは、誤差の許容範囲が分からない。
要するに何をするにも初めての素人には、1mm、1度のズレが「まぁいける」のか「絶対にダメ」なのかが判断できないのです。

 

お菓子の計量でも卵1g程度なら誤差があっても影響は0に等しい訳で…

 
今の自分は無数にある全ての計量を0.1g単位でしている感じなので余計に時間が掛かっているのは言うまでもありません。

 

そんな感じで、いけるかな~無理かな~をビクビクしながら繰り返して…
無事にドア枠の取り付けが完了しました。

嫌な事は必ず起きます。傷防止の為の養生も完了。

 

事務所部屋の施工もドンドン進行中です。
現在は石膏ボードのパテ埋め作業中です。

 

これが終われば天井の塗装・壁の加工・床材の施工・ドアの取り付けと進めてやっと実用レベルの「部屋」が完成します。

 

頑張ります。

 

 

第48日目 2010年12月7日

配管の高さが…

今日もトイレの内装を進めています。

仮置きしていたタイルをモルタルで固定しました。

 

一晩放置して硬化を待ったあと、今度は目地をせっせと埋めました。

 

表面がザラザラしているタイルなので、目地材の後処理がそれはそれは面倒で…
メチャメチャ時間が掛かりました。

で、仕上がったのがコチラです。

 

初めての作業にしては上出来☆

目地材がある程度硬化してから「巾木」を取り付けました。
ここに採用したのは「ウリン」という凄く硬い木材です。

直線カットや隅の45度カットに悪戦苦闘しましたが、無事に据付完了。

 

後は壁の処理を残すのみとなりました。

 

壁の加工をする前に手洗い器の取り付けをしておかないといけません。
今日の深夜作業は手洗い器の取り付けです。

 

が…

 

が…

 

業者さんにやってもらった給排水管の「高さ」が…

渡した図面と違うやんっ!!!!

 
ガ━━━━━━━∑(゚□゚*川━━━━━━━━ン!

 

取り付け金具の寸法出しをしてみたトコロでまさかの発覚。

 

進まんなぁ…(苦笑

 

プロに図面渡してやってもらってんのに、なんでこんな事が起きるのか…。

コレ、自分のミスじゃないですけど、まさかまさかの壁を壊してやり直しでは…

 
完成間近の冷え切ったトイレで30分は天井を見ながら仰向けに倒れてました。

※ホントに(笑)

 

ソッコウで業者さんに来てもらわねば…

 

 

第49日目 2010年12月9日

ドア基礎枠 第二弾

今週中には完成させるはずだったトイレの作業を一時中止せざるを得ない状況となっています。

 

ただ止まっている暇は無いので、先送りしていた「難関」に取り組む事にしました。

 

作業の初回にコンクリートブロックを抜いた壁です。
ここの歪みはハンパなものではありません。

真っ直ぐな面はゼロ。
ブロック壁の鉛直(地面に対しての垂直)はデタラメ。
飛び出ている部分、前のめりに傾斜している部分。

部屋自体も四隅に90度の部分がひとつも無いので、どこを基準にドアを付けたら良い
のかが全く分かりません。

 

初めて物件を見に来た時に、ココに付いていたドアが地面を擦っていたのも納得できます。

そんな場所ですが、なかば無理矢理に基準点を作って胴縁を張りました。

 

窓の枠も水平・垂直を出し直してしっかり作成。

計算が難し過ぎてなかなか作業が進みませんが、コツコツとクリアしていこうと思います。

事務所内の壁はついに全ての石膏ボードを張り終えました。

 

ここにはこれから吊り戸棚などの取り付け・天井の塗り直し・壁の施工・床張り・換気扇の取り付け・電気配線などを行っていきます。

 

いや~、やる事多い…

 

それにしても最近寒いですねぇ…
同時に乾燥もきつく、手が赤切れや小傷でボロボロです。

 

近頃”パティシエの手では無いなぁ”と良く言われるのですが…

 
お店で働いていた頃の冬の手はもっと悲惨な状態で、表面がまるでゾウの皮膚みたいにガサガサでパンパンに腫れていましたね…。

 

今はコイツに働いてもらうしかありません。
しっかりケアをしながら頑張ります。

 

 

第50日目 2010年12月12日

トイレトイレトイレ

さて、トイレの配管はやはりミスという事で結論が出ました。

 
やり直しますと言われたんですが、やっぱり壁を一度壊さないといけない展開に…。

それはホントにご勘弁という事で、手洗い器側の配管の長さを延長する事で対処する事になりました。

 

一先ず折り合いが付いたのでトイレの内装を再開です。

壁と天井の境目に取り付ける「廻り縁」
桧材を買ってきてダークオークのステインで着色しました。

 

その両端を45度カットして四辺に取り付け完了。

 

壁の仕上げは珪藻土を塗る事にしました。

まずは珪藻土を塗る為に必要な箇所にマスキングをします。
珪藻土の厚み分、約2mmの隙間を空けてテープを張っていきます。

 

いよいよ壁の施工を始められます。

 

が、ココで素直に行けないのがお決まりのパターン…

最終チェックで発覚、痛恨のミス(T△T)

 

内壁の入り口右側の壁が必要寸法より5mm短い…
まぁどうにかなるっしょ、なミスではありません。
ドア枠と壁に確実に隙間が出来てしまいます

 

そして結局解体。

 

さすがは自分の仕事。
念には念をのカッチリ施工で、そう簡単にはボードは剥がれません(苦笑

 

夜な夜な彫刻師になって石膏ボードを削り取ってリペアを行いました…。

 

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